健康管理

~サジージュース~ 退院してからの私は、定期健診で1年に数回の通院はしているものの、服薬も無く、あの頃の出来事がウソだったかのように普通の生活を続けている。 発病前の私は、自覚があるくらいストレスを強く感じる生活を送っていた。 病は気からとはよく言ったもので、ストレスが原因だったと今でも思う。 故に、今ではしっかり食事を取り、しっかり寝て、…

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プライバシーポリシー

①プライバシーポリシー ⑴ 個人情報について 当サイトのウェブサーバーは利用者のコンピューターのIPアドレスを自動的に収集・記録しますが、個人を特定するものではありません。 利用者は自らの情報を開示しない限り、匿名で当サイトを閲覧出来ます。 問い合わせなどがあった場合は、必要に応じて、氏名、メールアドレスの開示を求める場合があります。 上記の個人情報は、利用者本人の…

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プレゼントと思い出②

長い長い入院生活。 同じような病気で入院してくる人達とたくさん出会った。 この出会いのおかげで、私は耐えられた。 ベッド 〜 トイレまでしか行動範囲は許可されない。 牢獄のような日々。。。 窓の外は、まるで別世界。 窓から見える薬局を眺めた。 親子が笑いながら入店していく。 薬局で買い物をするという行為だけでもうらやましかったあの日々。。。 …

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プレゼントと思い出①

〜 スポーツ選手のお母さん 〜 ある日、また新しい患者さんがやってきた。 きれいな女性だったのを覚えている。 人当たりもよく、上品なその女性は、スポーツ選手のお母さんだった。 気さくで、そんな素振りをまったく見せなかったから、私は全然気が付かなかった。 後に人から聞いてびっくりしたのだった。 そのスポーツ選手はとてもきれいな顔立ちをしていた。 私…

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いびき問題

〜 いびき患者 〜 長く入院していると、新しい患者さんがどんどん入れ違いで入ってくるものだ。 私の病室にも、また新たな患者さんがやってきた。 明るく、愛想のいい人だった。

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一日置きの採血

〜 採血 〜 入院前は、採血がとても苦手だった。 自分の番が来るまで、怖くて震えるほどであり、針が刺さる瞬間は目をつぶって見ないようにしていた。 そんな私だったのだが、入院中は一日置きに採血があるため、針を刺されることにすっかり慣れてしまい、針が刺さる瞬間を常に見るようになっていたのである。 あれって。。。痛い時は、とてつもなく痛いのね。。。 痛くない時…

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デパス

〜 精神科 〜 娘が帰った後、しばらく涙が止まらないでいると、ちょうど検診の時間になり、担当医がやってきた。 泣いている私を見て、精神が不安定だと感じたのか、精神科を紹介されてしまった。 話を聞いてくれるという女性の医師がやってきた。 だが、別に話したいようなことはなかった。。。。 病気については、漠然と受け止めていたし、娘と会えないのが辛いけれど、自分…

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娘のお見舞い

〜 娘との再会 〜 あの頃、娘は3歳だった。 毎日ずっとずっと一緒だった。 1秒だって離れた時がなかった。 トイレにだってついてきた娘。 私の姿が見えないと泣きわめいて大変だったあの娘は、夫の実家にお世話になっている。 夫は、娘が全然泣いていないという。。。 あんなに泣き虫だったのに。。。 その娘に今日、ようやく会えるんだ。 いき…

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あの人は今。。。

〜 治療法がない 〜 ある日、新しく白血病の患者さんが入院してきた模様。 だが、その患者さんはすでに治療中の様子だ。 なぜなら、頭にタオルを巻き、髪の毛がないのを隠しているのがわかったからである。 治療中に転院などというのもあるのだろうか。。。 私は不思議に思っていた。 その患者さんも、やはり若い男性だった。 《発症1ヶ月目》 【症…

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新患者②

〜 新患者の病名 〜 何やら廊下が騒がしい。 新患者と私の主治医は同じらしく、その医師がうれしそうな声をあげて、新患者を呼んでいる。 スキップでもしているかのような足取りで。。 彼女の病気は『再生不良性貧血』とういう病名だった。 白血病ではなかったことで、主治医はとてもうれしそうだった。 《発症2ヶ月目》 【症状】なし 【検査】血液検査 …

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新患者①

〜 新患者現る 〜 ある日の昼時、悲鳴が聞こえてきた。 『いやぁあああああ!!やめてええええええ!!こわいいいい!!いたああああああああい!!』 何事だろうかと、酷く驚いたのを今でも覚えている。 それが、記憶に一番残っている新患者の登場であった。 《発症2ヶ月目》 【症状】なし 【検査】血液検査 【投薬】なし

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初めてのウィッグ

〜 ウィッグ選び 〜 10代のAちゃんは、白血病の先輩だった。 話してみると、とても人懐っこく、すぐに仲良くなった。 そして先輩であるAちゃんが、おしゃれなウィッグの販売店を教えてくれた。 意外と近くのお店にあってびっくりだ。 この病気になる前は、ウィッグなんて見向きもしなかったから。。。 Aちゃんが装着していたのは、おかっぱボブだった。 ちゃん…

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母の病気④

〜 母の無言の帰宅 〜 夜中に母は逝き、病院から母を連れ帰った。 夜中だったが、知り合いが専門の方を手配してくれて、無事、家に帰ってきた母。 私はその頃、既に髪の毛がなかったため、私に向かって兄が 『住職、お早いお着きでw』 とおどけて見せ、父と3人で笑った。 母は楽しい人だったため、残された親子が笑っている方がきっとうれしいだろうなと、私たちは出…

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母の病気③

〜 母の転院 〜 あそこだけは嫌だと、ずっとずっと言っていた病院だったはずなのに、父の苦労を思ったのであろう。 母は『行く』と言ったのだ。。。。。 行かせてはいけなかったのではないかと、今でも思う。 もし、私が病気でなかったら。。。 もし母の面倒を見る事ができたなら。。。。 母は自宅療養出来たのに。 悔しい。悔しい。悔しいよ。。。 …

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母の病気②

〜 再発 〜 娘が2歳の時、母は乳がんを再発した。 予想の範囲ではあったが、あまりにも早い再発に、家族みんな、ショックを隠せなかった。 それでも母は死なない、生きながらえると、私たちは信じていた。 世の中には、そうして生きながらえてる人達が大勢いることを、調べて知っていたから。。。 母も生きると信じて疑わなかった。

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母の病気①

〜 大好きな母 〜 私には娘が一人いる。 この娘を授かることが出来たのは、母のおかげである。 もし、母がいなかったら。。。。。 大量の抗がん剤投与はやはり影響を感じずにはいられないからだ。

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井戸端会議&ATRA中断

〜 歯磨きタイム 〜 この病気は感染症がとても怖いということで、毎食前&毎食後に歯磨き&うがいを強制された。 朝起きて、歯磨きをしに洗面台へむかうと、同年代のMちゃんと偶然出くわした。 Mちゃんも起床時刻より早く目が覚めてしまったらしい。 明るく振る舞ってはいても、やはりこの病気は恐怖でいっぱいなのだろう。 私も同様に。。。 気付かぬ心の奥底で、恐…

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毛よ!さらば。。。。絶食こんにちは;;

〜 抗がん剤 〜 私が使用した抗がん剤の種類:イダルビシン・キロサイド・ノバントロン・ダウノマイシン ★これらが効かなかったら、『ヒ素』というものも効果があるのだと聞かされていたが、幸い私には効いてくれたようだった。 抗がん剤を投与し、一旦白血球をゼロにし、白血球が復活して1,000を超えた時『外泊許可』がおりる。(だいたい1ヶ月毎) これを4サイクル行う。(入院…

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新しい出会い

〜 抗がん剤治療の始まり 〜 私の場合の『急性前骨髄性白血病(APL)』は、急性骨髄性白血病(AML)の一種で、FBA分類のM3に当たるものらしい。 細胞質の豊富な顆粒やアウエル小体を多数有するFaggot細胞が特徴的だそうだ。 過剰線溶を伴う播種性血管内凝固(DIC)を起こしやすく、出血症状での発症や脳出血・肺出血による早期死亡が多い。 私の入院時の白血球は…

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娘との別れ

〜 某大学病院へ 〜 医師の指示通り、保険証のみを握りしめ、紹介された某大学病院へ家族3人で向かうが、道中にある私の実家へ寄り、娘を母に預けた。。。。 。。。。。。。 まさか、それきり会えなくなるとは夢にも思わず。。。。

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すべての始まり

〜 娘の3歳の誕生日 〜 娘の3歳の誕生日は、みんなで食事に出かけた。 私の親・夫の親、みんなで♪ おいしい焼きたてのパンが食べ放題のお店である。 熱々のパンを娘の皿にとりわけてあげると、おいしそうにほおばる娘の笑顔は、天使のようだった。。。 。。。。。。。。。 これが発病前の最後の外食となった。

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